庭に植えてはいけない楓の木の真相|風水とモミジとの違いを徹底解説
庭に植えてはいけない楓の木の真相|風水とモミジとの違いを徹底解説を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
日常会話や庭木選びで最も混同されやすいのが、「楓(カエデ)」と「モミジ」の違いです。結論から言うと、植物分類学上、両者に明確な種としての違いはなく、すべてムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属に分類されます。英語圏ではいずれも一括して「Maple(メープル)」と呼ばれており、両者を区別する文化は日本独自のものといえます。
日本国内においてこれらが呼び分けられるようになった背景には、葉の形状に対する歴史的な美意識と園芸上の慣習が存在します。古語の「紅葉づ(もみづ=秋に草木が赤や黄色に変わる)」が名詞化した「モミジ」に対し、楓は葉の形がカエルの手に似ていることから「蛙手(かえるで)」が転訛したものとされています。
園芸や造園の現場で用いられる実践的な見分け方の基準は以下の通りです。
イロハモミジやヤマモミジに代表される「モミジ」は、葉の切れ込みが深く、手のひらをいっぱいに広げたように5〜7つ以上に細かく裂けているのが特徴です。葉のサイズも比較的小ぶりで、繊細な枝垂れや透け感を楽しむ庭木として扱われます。
一方、トウカエデやイタヤカエデに代表される「楓」は、葉の切れ込みが浅く、3〜5つ程度の大まかな切れ込みにとどまります。葉全体に厚みとボリュームがあり、街路樹や公園樹として堂々たる樹冠を形成する傾向があります。