猫の血統書が届かない真相とは?見方・団体の違いから再発行まで徹底解説
猫の血統書が届かない真相とは?見方・団体の違いから再発行まで徹底解説について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。
手元に届いた血統書には、英語や専門略語が隙間なく並んでおり、一見しただけでは暗号のように見えるかもしれません。しかし、猫の血統書の見方における基本構造は世界共通であり、大きく「本猫の情報」「祖先の血統図(家系図)」「ブリーダー・所有者情報」の3ブロックで構成されています。
最上段の本猫欄には、登録名、猫種、生年月日、性別、登録番号、マイクロチップ番号、そして「毛色(カラーコード)」が記載されます。国際機関ではEMSコード(Easy Mind System)などの英数字コードで毛色やパターンが厳密に規定されており、例えばブラックやブルー、キャリコ(三毛)、タビー(縞模様)などが正確に定義されています。
血統書の根幹を成すのが、3代から5代前まで遡る祖先血統図です。父方(Sire)が上段、母方(Dam)が下段に配置され、曾祖父母(8頭)や玄祖父母(16頭)までの名前と登録番号が網羅されます。ここで注目すべきは、名前の前に付与される「タイトル(称号)」です。
- CH(Champion):公認キャットショーにおいて基準以上の成績を収めた猫
- GC / GRC(Grand Champion):チャンピオンの中でもさらに上位の過酷な審査を勝ち抜いた最高峰の猫
- DM(Distinguished Merit):極めて優秀な骨格・毛並みを持つ子孫を規定数以上輩出した名誉ある親猫
祖先欄にこれらのタイトルを持つ個体が多いほど、猫種としてのスタンダード(理想的な骨格・毛質・気質)を忠実に受け継いでいる証左となります。また、祖先図の中に同一の猫が複数回登場する場合は「近親交配(インブリード)」が行われたことを意味し、遺伝性疾患のリスクを評価する重要な指標となります。