ブロイラーとは?地鶏との違いや出荷日数50日の真相・安全性を徹底解明

ブロイラーとは?地鶏との違いや出荷日数50日の真相・安全性を徹底解明について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。

インターネット上の掲示板やSNSでは、定期的に「短期間で巨大化させるために成長ホルモン剤を注射している」「ホルモン漬けの鶏肉を食べると人体に悪影響がある」という噂が拡散されます。しかし、結論から言えば、この言説は完全な虚偽・デマです。

日本の農林水産省が管轄する「飼料安全法(飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律)」および「医薬品医療機器等法(薬機法)」において、家畜・家禽に対する成長ホルモン剤(肥育ホルモン)の使用は一切認可されておらず、法的に完全禁止されています。日本国内で生産されるブロイラーはもちろん、海外から輸入される食肉用鶏肉においても成長ホルモンの投与は行われていません。

そもそも現場の養鶏構造を知れば、ホルモン剤の注射が現実的にあり得ないことは明白です。1棟で数万羽を管理するブロイラー農場において、個体ごとにホルモン剤を手作業で注射・投与することは莫大な人件費と過度なストレスを生じさせ、鶏を衰弱させるだけで経済的メリットが皆無だからです。

病気予防のために幼雛期に使用される抗生物質・合成抗菌剤についても、国が定めた厳格な「休薬期間(出荷前一定期間は薬剤入りの餌を与えてはならない基準)」が完全に遵守されています。農林水産省および厚生労働省による食肉衛生検査所の残留モニタリング検査をパスした安全な鶏肉のみが、私たちの食卓へと届けられています。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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