えんとつ町のプペル熱狂の裏側|賛否両論の真相と待望の続編情報

今注目を集めている えんとつ町のプペル熱狂の裏側|賛否両論の真相と待望の続編情報について、多角的な視点を整理して公開しています。

映画公開より遡ること2017年、西野亮廣というクリエイターは出版業界の商慣習を大きく揺るがす奇策に打って出ました。それが、大ヒット中だった原作絵本のWeb上での完全無料公開です。

当時、業界内からは「苦労して作った本をタダにすれば売れなくなる」「他の絵本作家の生活を脅かす」と猛烈な批判が浴びせられました。しかし、西野氏のロジックは極めて合理的でした。「絵本を買う親は、内容が分からないものに2,000円は払わない。すでに知っていて安全だと分かっているものにこそ財布を開く」という仮説のもと、無料公開をプロモーション装置として機能させたのです。

結果として、無料公開後に絵本はAmazonランキングで首位に返り咲き、累計発行部数は70万部を突破する異例のミリオンセラー直前まで伸び続けました。また、従来の「絵本作家が1人で描く」という固定観念を捨て、イラストレーターや着色専門のアーティストを集めた「分業制」を採用したことも話題を呼びました。物議を醸しながらも、結果を出して既存の常識を打破していくスタイルこそが、西野氏の真骨頂と言えます。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest