水の都・大阪を守る毛馬の閘門!歴史と現代が交差する技術の秘密
水の都・大阪を守る毛馬の閘門!歴史と現代が交差する技術の秘密に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
大阪の地理を俯瞰すると、淀川と大川(旧淀川)の分岐点に位置するこの場所が、都市の生命線であることがよく分かる。明治時代、度重なる洪水によって壊滅的な被害を受けた大阪を守るため、国家規模の治水事業が計画された。その中核をなしたのが、本流の増水を力強く抑え込みながら、都市部への水量をコントロールする水門の整備だった。
淀川本流と大川では、平常時でも水面に高低差が存在する。もし何の遮りもなく水を通せば、増水時には大川沿いの市街地が一瞬で水没してしまう危険性を抱えていた。そこで、水流を遮断しつつ必要な水量を確保する毛馬閘門が設置され、安全かつ緻密に水量を制御する仕組みが完成したのである。