本橋麻里の現在とロコ創設秘話|家庭と組織を導くリーダーの素顔

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本橋麻里のキャリアを語る上で欠かせないのが、2010年の大きな転換点です。トリノ五輪、バンクーバー五輪で日本中を熱狂させたチーム青森時代、本橋は不動の人気を誇っていましたが、五輪終了後に同チームを離脱する決断を下しました。

当時、多くのメディアは「なぜ順風満帆なチームを去るのか」と騒ぎ立てましたが、本橋の手記や当時の特番インタビューで明かされた理由は極めて純粋でした。「生まれ育った常呂町に戻り、地元の人々と共に世界を目指せる常設クラブを作りたい」という強い郷土愛と、アスリートとしての自立心です。

2010年8月、故郷・常呂町で立ち上げたのが「ロコ・ソラーレ(当時のチーム名はLS北見)」でした。当初は専用のクラブハウスもなく、資金面も極めて不安定な状態からのスタートでしたが、本橋は軽トラックを運転して地元企業に支援を呼びかけ、練習環境を一歩ずつ整えていきました。

年代・区分主な実績・役職チーム体制・環境編集部の見解・評価2006〜2010年
(チーム青森期)トリノ五輪7位
バンクーバー五輪8位実業団・地域協働型
メディアフィーバーの中心「マリリン」として競技認知度を全国区に押し上げた立役者。2010〜2018年
(ロコ創設・平昌期)ロコ・ソラーレ創設
2018平昌五輪 銅メダルクラブチーム形式
リザーブ・創設者として帯同日本カーリング史上初の五輪メダル獲得。チーム運営力の勝利。2018〜2022年
(代表理事就任・北京期)一般社団法人化 代表就任
2022北京五輪 銀メダル経営と育成の分離
ロコ・ステラ結成競技者から経営者への転換に成功。持続可能なクラブ基盤を確立。2023〜2026年
(現在)代表理事・解説者
次世代育成・地域振興多面的なスポーツ組織
国内外のツアー遠征統括日本スポーツ界における女性リーダー・経営者の先駆的ロールモデル。
加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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