妊娠検査薬で陽性なのに妊娠してない?偽陽性や化学流産の真相を解説
妊娠検査薬で陽性なのに妊娠してない?偽陽性や化学流産の真相を解説に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。
検査薬で明瞭な陽性を確認したにもかかわらず、産婦人科の経膣超音波検査で胎嚢が確認できない理由には、大きく分けて3つの臨床的背景があります。
第一は、受診時期が早すぎることによる「生理的未確認」です。産婦人科受診のタイミングとして医学的に推奨されるのは、生理予定日の1週間後(妊娠5週初頭)以降です。子宮内に直径数ミリの胎嚢が可視化されるには、血中hCG値が概ね1,000〜2,000mIU/mLを超えている必要があります。排卵日が数日ずれて実際は妊娠4週前半だった場合、正常妊娠であってもエコーには何も写りません。
第二は、前述の化学流産によって既に胎嚢が消滅しているケースです。受診時点で既に出血が始まっているか、受診直後に出血が起こります。
第三が、最も警戒すべき「異所性妊娠(子宮外妊娠)」です。受精卵が卵管などに着床した場合、初期には正常妊娠同様にhCGが上昇し検査薬も強陽性を示しますが、子宮内は空虚のままです。卵管破裂を起こすと母体の腹腔内大量出血を招き生命の危機に直結するため、以下のような兆候がある場合は即座に夜間・休日救急を受診してください。
- 片側の側腹部や下腹部に走る、うずくまるような激痛
- 持続する少量の暗褐色出血、またはレバー状の出血
- 冷や汗、めまい、意識が遠のくような貧血症状