日本史基礎問題精講は難しすぎる?March早慶攻略の真実と使い方

日本史基礎問題精講は難しすぎる?March早慶攻略の真実と使い方の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

書店の学参コーナーで『日本史基礎問題精講』を手に取った受験生が最も衝撃を受けるのは、1ページ目からいきなり並ぶ本格的な大学入試過去問の存在です。「教科書の太字を一通り覚えたから力試しに」と軽い気持ちで解き始めた高校生が、手も足も出ずに打ちのめされる現象が後を絶ちません。

このギャップが生じる原因は、旺文社が設定している「基礎」という言葉の定義にあります。本書における基礎とは、「中学レベルの知識」や「教科書の導入」を意味するものではありません。あくまで「大学入試の現場で合格点を奪取するために落としてはならない実戦的基礎力」を指しています。

本書に収録されているのは、全国の私立・国公立大学から選び抜かれた厳選40テーマです。設問には実際の過去問がそのまま、あるいは精緻に改題されて配置されており、空欄補充から正誤判定、下線部説明に至るまで、初学者向けの単問ドリルとは一線を画す骨太な構成が取られています。つまり、通史の全体像や基礎用語の暗記が完了していない段階で取り組めば、「難しすぎて進まない」と感じるのは至極当然の反応なのです。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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