毎月引かれる所得税は何に使われる?驚きの内訳と国の行先を徹底解説
毎月引かれる所得税は何に使われる?驚きの内訳と国の行先を徹底解説についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
ネット上ではしばしば「外国への巨額な支援金をバラマくのをやめれば、消費税も所得税もゼロにできる」「官僚の天下り法人を全廃すれば財源は余る」といった極端な言説が拡散されます。しかし、客観的なファクトに照らし合わせると、これらは財政構造の規模感を見誤った誤解です。
日本の政府開発援助(ODA)などの対外拠出予算は年間数千億円規模であり、110兆円を超える国家予算から見ればわずか0.5%程度に過ぎません。仮にこれらをゼロにしたところで、毎年5,000億円ずつ自然増を続ける社会保障費の1年分すら賄えないのが現実です。
「税金が足りない」本当の病巣は、一般財源と社会保障費のアンバランス、そして毎年約30兆円規模の新規借金を繰り返してきた「国債依存体質」にあります。過去に積み上げた普通国債の発行残高はすでに1,100兆円を突破しています。年間予算の4分の1が「過去の借金の返済」と「その利息払い」に機械的に吸い取られているため、いくら所得税を徴収しても、現役世代が実感できる新しいサービスへ予算を回す余力が削がれ続けているのです。