オフホワイトとはどんな色?純白との違いから人気ブランドの現在まで徹底解説

オフホワイトとはどんな色?純白との違いから人気ブランドの現在まで徹底解説について詳しく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

英語の「off-white」を直訳すると、「白から離れた」「基準の白から外れた」という意味になります。色彩学におけるオフホワイトは、蛍光塗料で漂白したような純白(ピュアホワイト)に、微量の黄色やグレー、あるいはごくわずかな赤みを加えた落ち着いた白の総称です。

JIS(日本産業規格)の慣用色名には厳密な単一規定がないものの、ウェブカラーやカラーチャートでは概ね #F8F8F8 や #FAF9F6、#FFFFF0 付近のコードで表現されます。光を反射しすぎる「眩しい白」とは異なり、人間の目に刺激を与えない穏やかなトーンが特徴です。

この色が生み出された背景には、産業革命期以降のテキスタイル技術の進化があります。化学漂白技術が確立される以前、天然素材の繊維はすべてわずかな色味を宿していました。完全な白を作り出せるようになった時代にあえて「わずかに色味を残す」ことで、クラシックな上質感と温もりを演出するアプローチから、オフホワイトという概念が定着していったのです。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest