安室奈美恵の母・平良恵美子の生涯と手記『約束』に秘められた真実

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1999年3月17日午前、日本中に激震が走る凶報が飛び交いました。同日は奇しくも、安室奈美恵さんが産休からの本格復帰を告げるシングル『RESPECT the POWER OF LOVE』の発売日当日でした。

事件が発生したのは沖縄県北部の大宜味村(おおぎみそん)の路上でした。当時41歳だった母・恵美子さんが、再婚相手である夫の実弟(当時44歳)によって車で故意に撥ねられ、さらにナタのような凶器で襲撃されたのです。恵美子さんは救急搬送されましたが、頭部外傷などにより搬送先の病院で息を引き取りました。加害者である義弟は事件直後に現場近くの山林で農薬を服用し、自ら命を絶った状態で発見されました。

事件の一報を受け、都内で新曲のプロモーション中だった奈美恵さんはすべてのスケジュールを直ちにキャンセル。当時の夫であったSAMさんとともに沖縄へ緊急帰郷し、警察署で無言の対面を果たしました。当時の空港や警察署周辺には無数の報道陣が殺到し、メディアの過熱取材が社会問題化するほどの混乱が生じました。

沖縄県警による捜査および関係者の証言によると、事件の背景には親族間の個人的な金銭トラブルや一方的な逆恨み、感情的な縺れがあったとされています。恵美子さん自身には何ら非はなく、突如として理不尽な暴力に巻き込まれた極めて痛ましい事件でした。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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