高校受験の勉強はいつから?中3夏では手遅れになる理由と逆転日程
高校受験の勉強はいつから?中3夏では手遅れになる理由と逆転日程の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
高校受験は短距離走ではなく、3年間をかけた中長期のプロジェクトです。志望校合格を手繰り寄せるためには、学年ごとの到達目標を正しく認識し、適切なアクションを起こさなければなりません。
【中1】中学1年生からの内申点と基礎固め
「内申点対策はいつから始めるべきか」という問いに対する正解は、中学1年生の1学期定期テストからです。神奈川県や千葉県、兵庫県など多くの自治体では、中1や中2の通知表の成績が入試の選考資料として点数化されます。中3で内申点が2倍・3倍に換算される地域であっても、中1でついた評定「3」を中3で急に「5」へ跳ね上げるのは至難の業です。
中1の段階では、特別な受験用参考書に取り組む必要はありません。学校の授業を完璧に理解し、提出物を期限内に丁寧に出し、定期テストで平均点+20点以上をキープすることが最良の受験対策です。特に英語の文法構造(一般動詞・be動詞・過去形)と数学(正負の数・文字と式・方程式)でつまずくと、中2以降の学習内容がすべて理解不能になるため、毎日の復習習慣を確立させることが最優先事項となります。
【中2】中2から始める高校受験対策と通塾のベスト時期
受験の成否を大きく左右するのが中2の過ごし方です。中だるみしやすい学年と言われますが、中2から始める高校受験対策として最も推奨される黄金期は、部活動が新チームに移行した後の中2の1月から3月(冬休み〜学年末)です。この時期に動き出せば、中1・中2の2年分の弱点を春休みまでに総点検し、中3の4月開講カリキュラムに無理なく合流できます。
また、高校受験向け塾に入るタイミングとしても、新学年講座がスタートする中2の2月〜3月が最も適しています。中3の夏期講習から大手塾に入塾しようとしても、すでに上位クラスは満席であったり、カリキュラムが演習中心に進んでいて授業についていけなかったりするリスクが高まります。日頃の高校受験の勉強時間目安としては、中1・中2では平日1.5時間〜2時間、休日3時間程度を安定して確保することが理想的なペース配分です。