前歯セラミックで後悔する理由とは?神経抜歯や歯茎変色の真相と回避策
前歯セラミックで後悔する理由とは?神経抜歯や歯茎変色の真相と回避策とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
美容医療や審美歯科のPRにおいて、「セラミックは一生モノ」「虫歯にならない」といった誇大広告が散見されますが、これらは現場の実態と乖離した誤解です。
確かにセラミック素材自体は陶器であるため経年劣化せず、プラーク(歯垢)が付着しにくい特性を持っています。しかし、セラミックと自歯を接着している歯科用セメントは口腔内で唾液に晒され続け、10〜15年のスパンで微細な溶解を起こします。セメントが溶けた隙間から虫歯菌が侵入すると、被せ物の内部で虫歯が進行しますが、神経を抜いている歯の場合は痛みを感じないため、外見上気づいたときには「根元まで虫歯が進み抜歯しかない」という手遅れの状態に陥るのです。
また、「審美歯科専門クリニック」と標榜する医院の中には、短期的な売上を重視し、一般歯科としての基礎治療(歯周病治療や精密根管治療)を疎かにしているケースも存在します。土台となる歯茎や歯根の健康を無視して上モノだけを綺麗に装着しても、基礎工事を欠いた建物のように数年で崩壊を迎えるのが医療の冷徹な現実です。