スコッチヨーク機構の革新!クランクを超える小型高効率化の全貌
スコッチヨーク機構の革新!クランクを超える小型高効率化の全貌を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
往復動エンジンの代名詞とも言えるクランク機構と比べたとき、スコッチヨーク機構が誇る優位性は明白だ。最大の相違点は「連桿角の有無」と「全高の圧倒的なコンパクトさ」にある。
通常のクランク構造では、コンロッドが斜めに傾くことでピストンがシリンダー内壁にしつこく擦れ合い、フリクションロスと摩耗を引き起こす。対するスコッチヨーク構造は、直動ガイドが力を垂直方向にストレートに伝えるため、シリンダー壁のフリクションが激減する。その結果、ピストンリングの張力を下げることが可能となり、エンジン全体の摩擦損失を大幅に削減できる。
さらに、コンロッドの振れ幅を考慮する必要がないため、エンジンのブロック高さを画期的に短縮できる。エンジンルームの低床化や超小型ハイブリッドレンジエクステンダーの開発において、この「寸法の短縮」は設計者に計り知れない自由度をもたらす。