頭を押すと痛い原因は?ピキッ・ズキズキの正体と受診目安を徹底解説
頭を押すと痛い原因は?ピキッ・ズキズキの正体と受診目安を徹底解説についての最新情報をお届けします。
患者が訴える「頭を押すと痛い」という主訴を精査すると、痛みの「質」によって原因疾患が大きく二分されます。代表格が後頭神経痛(頭皮神経痛)と緊張型頭痛です。
後頭神経痛は、頭皮の知覚を司る末梢神経(大後頭神経・小後頭神経・大耳介神経)が、首の筋肉や頸椎の歪みによって物理的に圧迫・牽引されて生じます。特徴的なのは「数秒から数十秒、針で刺されたようなピキッ、チクッとする電撃痛」が間欠的に走る点です。髪の毛に指が触れたり、ブラシを通したりしただけで飛び上がるような激痛が走るケースがあり、特定のポイント(神経の出口)を押すと激しい圧痛が再現されます。
一方の緊張型頭痛は、精神的ストレスや長時間のパソコン作業、スマートフォンの連続使用による姿勢不良(ストレートネック)に起因します。頭全体がヘルメットを被ったように締め付けられる重だるい鈍痛が基本で、側頭筋や後頭部の付着部を押すと、硬く凝り固まった筋肉(トリガーポイント)に重いズキズキとした痛みを覚えます。