キルギス人と日本人はなぜ激似?兄弟説とDnaの真相を徹底解明
キルギス人と日本人はなぜ激似?兄弟説とDnaの真相を徹底解明とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
中央アジア屈指の親日国として知られるキルギスですが、その好意は「顔が似ている」という親近感だけで形成されたものではありません。背景には、言語構造の親和性と、日本の地道で誠実な外交支援があります。
まず驚かされるのが言語の親和性です。キルギス語はチュルク語族に属し、日本語と同様に語尾に助詞のような接尾辞をくっつけて意味を作る「膠着語(こうちゃくご)」です。語順も「主語+目的語+動詞(SOV)」とまったく同じです。例えば、「私はキルギス人です」はキルギス語で「Мен кыргызмын(メン キルギズミン)」となり、単語の並び順も思考プロセスも日本語と瓜二つです。このため、キルギスの若者が日本語を習得するスピードは驚異的であり、発音もカタカナ英語のような母音の不一致に悩まされることがほとんどありません。
そしてもう一つが、1995年5月に設立された「キルギス日本人開発センター(KRJC)」を中心とする継続的な人材育成です。ソ連解体に伴いハイパーインフレと経済混乱に見舞われたキルギスに対し、日本政府は積極的な政府開発援助(ODA)を実施しました。道路インフラの整備だけでなく、市場経済化のためのビジネス人材の育成、日本語教育の支援を30年以上にわたり地道に継続してきました。利権獲得を前面に押し出す一部大国とは異なり、現地の目線に立って国造りを支え続けた日本の姿勢が、現地エリート層から一般市民に至るまでの絶大な信頼を勝ち得ています。