家庭で育てるお米の作り方大全|バケツ栽培の極意と失敗防ぐ年間手順
家庭で育てるお米の作り方大全|バケツ栽培の極意と失敗防ぐ年間手順にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
Q1:バケツの代わりに深型のプランターや発泡スチロール箱でも栽培できますか?
A1:十分に可能です。ただし、深さが20〜30センチ以上あり、土が最低でも10リットル以上入る容量が必要です。プランターを使用する場合は、底面にある水抜き穴を耐水テープやゴム栓で完全に塞ぎ、水を溜められる状態(水田環境)に改造して使用してください。発泡スチロールは保温性が高く根がよく張りますが、紫外線で劣化しやすいため1シーズン使い切りと考えるのが無難です。
Q2:化学肥料を使わず、有機質肥料や米ぬかだけで育てることはできますか?
A2:不可能ではありませんが、初心者にはおすすめできません。油かすや米ぬかなどの有機質肥料を水中に投入すると、微生物が急激に分解する過程でバケツ内の酸素を猛烈に消費し、強烈な腐敗臭やアオミドロの大量発生を招きます。また、根腐れを誘発しやすくなります。家庭菜園のバケツ稲では、水質と土壌環境を安定させるため、匂いの出ないコーティング型の緩効性化成肥料を使用するのが最も安全で衛生的です。
Q3:秋になって収穫した後のバケツの土は、来年もそのまま再利用できますか?
A3:そのままでは再利用できません。イネは旺盛に根を張るため、秋の収穫後にはバケツ内全体が根鉢(太い根と細かい根の塊)でガチガチに固まっています。翌年も使う場合は、冬の間に土を掘り起こして古い根を完全に取り除き、寒風に晒して殺菌した上で、腐葉土や新しい黒土、元肥を混ぜ込んで土壌改良を施す必要があります。