チープカシオの電池交換か買い替えか|自力の手順と店舗費用・失敗リスク
話題沸騰中の チープカシオの電池交換か買い替えか|自力の手順と店舗費用・失敗リスクについて、詳しいまとめを整理して公開しています。
チープカシオと一口に言っても、デジタル表示とアナログ表示では構造が全く異なります。自力交換を試みる際、最も重要なのは「自分のモデルの裏蓋のタイプ」と「対応する電池型番」を事前に完璧に把握しておくことです。
デジタル代表「F-91W」系:ネジ留め式裏蓋の構造と注意点
カシオを代表する名機「F-91W」をはじめとするデジタルモデル(A158W、A168Wなど)は、ステンレス製の裏蓋が4本の極小プラスネジで四隅を固定されています。
対応する電池型番は「CR2016」(3Vリチウムコイン電池)。公称の電池寿命は約7年とされていますが、アラームやバックライトを多用しなければ10年近く持続することもある長寿命仕様です。裏蓋を開ける際は、精密ドライバーのサイズ選定が生命線となります。規格に合わないドライバーを無理に回すと、ネジ頭を舐めて(潰して)しまい再起不能に陥ります。適合サイズは「#00」または「#0」の精密プラスドライバーです。
アナログ代表「MQ-24」系:はめ込み式(スナップバック)の開け方
ミニマルな三針アナログとして絶大な支持を得る「MQ-24」や「MQ-76」などのシリーズは、ネジ留めではなく「はめ込み式(スナップバック)」の裏蓋を採用しています。
こちらの電池型番は酸化銀電池の「SR626SW」(別名:377)。公称寿命は約2〜3年となっており、デジタル機に比べると交換頻度は高くなります。このタイプを開けるには、ケースと裏蓋の隙間にある「こじ開け用の切り欠き(小さな溝)」を探し、専用の時計用こじ開け工具を差し込んでテコの原理で押し広げる必要があります。マイナスドライバーで代用しようとすると滑りやすく、プラスチックケースを削り取ったり手を怪我する危険性が極めて高いため、専用工具の用意が不可欠です。