校務分掌とは?不公平な決め方の真相と教員負担軽減の限界に迫る

校務分掌とは?不公平な決め方の真相と教員負担軽減の限界に迫るに関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

多くの学校では、新年度の人事を決定する前段として校務分掌決め方の手続きが踏まれます。毎年12月から1月にかけて、管理職から教職員へ「校務分掌希望調査」シートが配布されます。

この希望調査票には、第1希望から第3希望までの分掌、希望する学年、担任の可否、家庭の事情などを記入するのが通例です。しかし、現場の教員の多くは「希望調査など単なるガス抜きの儀式に過ぎない」と冷ややかに受け止めています。

実際のプロセスは、2月から3月にかけて校長・教頭が職員室の「玉突き人事」を密室で組み立てるトップダウン方式です。他校への異動者や退職者の穴埋め、学級経営の相性、さらには保護者対策までを考慮した結果、希望通りの分掌に配置される確率は決して高くありません。

特に「生徒指導主事」や「教務主任」といった激務ポストは希望者が集まらないため、管理職による「一本釣り(個別面談での泣き落としや説得)」によって強引に決定されるのが実情です。形式的なアンケートと実際の密室決定の落差が、教員の組織に対する不信感をより一層強める要因となっています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest