大相撲の行司衣装に宿る格の秘密!伝統美と階級の違いを徹底解説
話題沸騰中の 大相撲の行司衣装に宿る格の秘密!伝統美と階級の違いを徹底解説について、多角的な視点を整理して公開しています。
行司の身分は全部で8段階に分かれている。その頂点に立つのが「木村庄之助」と「式守伊之助」の二大名跡を名乗る立行司だ。最高峰である木村庄之助の装束には総紫色の菊綴(きくとじ)や房が用いられ、まさに絶対的な威厳を漂わせる。続く式守伊之助は紫と白の組み紐で装飾され、次席としての矜持を示している。
三役行司になると朱色の菊綴や房、幕内行司では琥珀色や紅白の組み合わせへと変化していく。十両行司以下になると青白の装束となり、幕下以下の行司に至っては綿や麻の素朴な生地に身を包み、足元も素足で土俵に上がる。武家の礼装であった直垂の色彩設計が、現代の大相撲においても各階級の権威と役割を鮮明に描き出しているのだ。