旭山動物園の焼却炉問題はなぜわかった?隠蔽と行政調査の全真相

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動物園から排出される廃棄物は、一般的な事業系ゴミとは大きく異なる。動物の遺体や医療用資材、感染症対策が求められる糞尿や床藁など、厳重な管理が不可欠な特殊廃棄物が多く含まれているためだ。本来であれば専門の民間の廃棄物処理業者へ適正コストを払って委託するか、高度な自社焼却設備を厳密に維持管理しなければならない。

しかし、外部委託に伴うコスト増を回避しようと、自前の古びた焼却施設に依存し続けたことが裏目に出た。業界の専門家は「動物園特有の複雑な廃棄物は燃焼温度の維持が難しい。高度な専門知識を持たないまま自前施設で処理を続けようとした体制そのものに無理があった」と指摘する。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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