警察官の階級一覧と序列の全貌!キャリア格差や年収の壁を徹底解剖

警察官の階級一覧と序列の全貌!キャリア格差や年収の壁を徹底解剖の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

警察組織の力学を決定づけているのが、採用ルートによる身分格差です。毎年警察官になる人材は、大きく分けて「キャリア(国家公務員総合職)」「準キャリア(国家公務員一般職)」「ノンキャリア(都道府県警察官採用試験)」の3つのルートに分かれています。

キャリア組は毎年わずか10〜15名前後の超エリート集団です。驚くべきことに、警察学校を卒業した時点でいきなり「警部補」からスタートします。さらにノンキャリアが何年も勉強して受ける昇任試験を一切受けることなく、無試験で採用数年後に警部、30歳前後で警視へと自動昇進していきます。30代前半で地方警察署のトップである警察署長に着任することも珍しくありません。

一方、国家一般職試験から採用される準キャリア組は毎年30名前後で、スタートは「巡査部長」です。キャリアほどの超高速出世ではないものの、選抜研修を経て30代前半で警部に昇格し、最終的には警視正や警視長まで到達するレールが用意されています。

全国の警察官の98%以上を占めるのが、各都道府県で採用されるノンキャリア組です。高卒・大卒を問わず全員が「巡査」から横一線でスタートし、次の階級へ上がるためには、激務の合間を縫って過酷な昇任試験を突破し続けなければなりません。

現場のノンキャリア警察官にとって最大の関門となるのが、俗に言われる「警視の壁」です。地方警察官として入職したノンキャリアの場合、警部までは実務実績と試験突破で昇任可能ですが、警視に昇任できるのは全体の数パーセント程度に絞られます。さらにその上の「警視正」以上になると、身分が地方公務員から国家公務員(地方警務官)へと切り替わるため、ノンキャリアからの昇任は極めて異例な功績を挙げたごく一握りに限られるのが警察官の出世の壁です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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