9月の旬野菜決定版!プロが明かす栄養を逃さない選び方と人気レシピ
9月の旬野菜決定版!プロが明かす栄養を逃さない選び方と人気レシピの注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
青果市場の仲卸担当者が店頭で最初に見るポイントは、野菜の「重量感」と「切り口の状態」です。見た目の大きさだけに惑わされると、内部がスカスカであったり、繊維質が硬化した個体を掴むことになります。
まず秋ナスの選び方において絶対に外せないのは、ヘタのトゲと皮の張りです。鮮度の高いナスはヘタにあるトゲが指に刺さるほど鋭利であり、表面は濃い紫色で漆のような深い光沢を放っています。ヘタの切り口がみずみずしく、ガクの下にある白い帯状の部分(成長点)がはっきりと見えているものは、夜間に急激に成長した証拠であり、果肉が驚くほど柔らかく水分を保っています。持ったときにずっしりと重みを感じられないものは、内部に空洞が生じる「ス」が入っている可能性が高いため避けるのが賢明です。
一方、完熟度で見極めが分かれるカボチャは、丸ごと購入する場合とカット品で購入する場合でチェックポイントが異なります。丸ごとのカボチャは、ヘタの部分がしっかりと乾燥してコルク状になっており、ヘタの周囲が少し窪んでいるものが完熟のサインです。爪で皮を押しても凹まないほど硬いものが最良とされます。
スーパーで主流となっているカットカボチャを選ぶ際は、以下の3点を注視してください。
- 果肉の厚みと色相調:赤みがかった濃いオレンジ色で、肉厚なものほどカロテンと糖度が高い。
- 種とワタの密度:種が平たく薄いものではなく、ふっくらと丸みを帯びて中身が詰まっており、ワタがぎっしりと密集しているもの。
- 切り口の状態:乾燥して白っぽく粉を吹いていない、みずみずしい断面であること。
手に入れたカボチャの保存方法にも明確なルールが存在します。丸ごとの場合は風通しの良い冷暗所(10〜15℃)に置いておけば1〜2ヶ月は日持ちしますが、一度包丁を入れたものは傷みの原因となる「種とワタ」をスプーンで完全に掻き取ることが最優先です。空気が触れないようラップで隙間なく密着包装し、冷蔵庫の野菜室で保管すれば約1週間鮮度を維持できます。さらに使いやすい大きさにカットして生のまま冷凍保存用バッグに入れて冷凍庫へ入れれば、約1ヶ月間、加熱調理用として栄養価を損なわずにストック可能です。