飛行機で耳抜きできない体質の真相|激痛を防ぐ5つの対処法
飛行機で耳抜きできない体質の真相|激痛を防ぐ5つの対処法を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
「着陸すればそのうち治るだろう」と痛みを我慢し続けると、深刻なトラブルに発展することがあります。気圧差によって中耳腔が長時間の陰圧に晒されると、中耳粘膜の血管から浸出液が染み出し、鼓膜の充血や出血を招く航空性中耳炎(気圧外傷性中耳炎)を発症します。
典型的な症状としては、飛行機を降りた後も続く激しい耳の痛み、水の中に潜っているかのような耳閉塞感、自分の声が異様に響く自声強調、そして難聴や耳鳴りなどが挙げられます。軽度であれば数時間から数日で自然治癒することもありますが、中耳腔に多量の液体が貯留してしまうと、回復までに2週間から1か月以上の治療を要するケースも珍しくありません。
旅先や帰宅後に医療機関へ行くべきか迷った際は、以下の自覚症状を「耳鼻咽喉科受診の目安」として判断してください。
- 着陸後24時間以上が経過しても、耳の詰まり感や難聴が一切改善しない。
- ズキズキとした拍動性の激痛が続き、市販の鎮痛薬を服用しても治まらない。
- 耳の奥からゴロゴロ、あるいはプチプチとした水音や異音、強い耳鳴りがする。
- 立ちくらみや回転性のめまい、吐き気を伴っている(内耳の窓が傷つく外リンパ瘻の危険性)。
- 耳だれ(分泌物)や出血が耳道から見られる。
特にめまいを伴う場合は、中耳だけでなく内耳にまで急激な圧力ダメージが及んでいる恐れがあるため、速やかな専門医の受診が不可欠です。