このスマホの機種は何?画面がつかない端末も一瞬で特定する調べ方
このスマホの機種は何?画面がつかない端末も一瞬で特定する調べ方の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
完全に放電して充電器を繋いでも反応しない、水没や基板破損によって電源が入らないスマホ機種特定を迫られた場合、外観の推測だけでは太刀打ちできない。この絶望的な状況を打破する唯一無二の鍵が、すべての携帯電話端末に世界共通で割り振られている15桁の個体識別番号「IMEI(International Mobile Equipment Identity)」だ。
このIMEI製造番号調べ方には、知る人ぞ知る盲点が存在する。端末の電源が入る状態であれば通話アプリで「*#06#」とダイヤルするだけで画面にポップアップ表示されるが、文鎮化した端末では物理的な刻印を探さなければならない。iPhone 6s以前や一部のiPad、歴代のPixelシリーズの一部では、本体背面の下部に虫眼鏡が必要なほどの極小文字で15桁の数字がレーザー彫刻されている。背面がすりガラスやヴィーガンレザーに覆われた最新世代では、先ほど触れたSIMトレイの引き出し部、あるいはSIMスロット内部のトレイ受け部分にIMEIが直接印字されている。
そして、この15桁の数字を手に入れた後のアプローチがプロの真骨頂だ。大手キャリア各社が公式に一般公開している「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」へアクセスし、入力欄にその15桁を打ち込んで照会をかける。すると、もしその端末が過去にドコモやau、ソフトバンクで流通した個体であれば、キャリア側の契約・端末管理データベースと照合され、制限結果とともに「ご契約端末:iPhone 13 128GB ミッドナイト」といった正確無比な機種名とストレージ容量までが画面上に一発で出力される。端末そのものが息絶えていようとも、キャリアの基幹システムを逆引きのインデックスとして利用することで、1円もかけずに完全特定が成立するのだ。