山本五十六「やってみせ」全文の真実|人は動かじの続きと現代育成論
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山本五十六の三部作と、現代の人材育成理論(シチュエーショナル・リーダーシップ論や心理的安全性理論)を照らし合わせると、指導者が取るべき態度は育成段階によって明確に異なります。
フェーズ・段階山本五十六の対応名言指導者の主たる行動・手法陥りがちな失敗・リスク初期導入期
(新人・未経験者)やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ具体的な手順の実演、言語化、行動に対する即時称賛と安心感の付与手本を見せずに放置する「丸投げ」、または感覚的で抽象的な指示自立成長期
(中堅・独立ち手前)話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず1on1ミーティングによる傾聴、裁量の付与、自己決定権の尊重過度なマイクロマネジメント、自己流のやり方の押し付け成熟結実期
(コア人材・次世代リーダー)やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず結果責任の引き受け、プロセスの肯定、組織的サポートと感謝の表明過干渉によるモチベーション低下、失敗時の責任転嫁
データが示す通り、第1段階で成果を出したマネージャーほど、第2・第3段階で「自分の成功体験をそのままなぞらせようとする」傾向があります。しかし、相手の成長段階が上がったにもかかわらず「手本を見せる(指示型)」に固執することは、相手の主体性を奪う行為に他なりません。