薩摩っ子ラーメンはなぜ高い?元祖の秘密と中毒性を徹底解明

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大阪のラーメン文化を語る上で外せない薩摩っ子ラーメン 発祥 歴史は、1963年(昭和38年)にまで遡る。創業者の父が大阪市内で屋台を引き、鹿児島出身のルーツを持ちながらも、関西人の舌に合うオリジナルの豚骨ラーメンを模索したことがすべての始まりだった。

当時、関西におけるラーメンといえば鶏ガラベースの中華そばが主流であり、白濁した豚骨スープ自体が珍しい時代だった。創業者・迫勝則氏は豚骨特有の臭みを消し、労働者や夜の街で働く人々に活力を与える食材として「生の刻みニンニク」を豪快にスープへ投入するスタイルを考案。これが瞬く間に評判を呼び、黒地に白文字で染め抜かれた「元祖ニンニクラーメン」の屋号は、大阪の街において独自の地位を確立していった。

その総本山として現在も威風堂々たる佇まいを見せるのが、大阪市北区に位置する薩摩っ子ラーメン 総本店(薩摩っ子ラーメン 東天満)だ。国道1号線沿いに位置するこの店舗は、昭和から平成、令和へと至る時代の変遷を見守り続けてきた。かつて大阪に暮らし、転勤や移住で街を離れた人々が「30年ぶりに帰阪して真っ先に向かった」と語るほど、この店舗が放つ求心力は単なる飲食店を超えたソウルフードの象徴となっている。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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