視力検査の「C」ランドルト環とは?仕組みや由来と世界基準の真相

視力検査の「C」ランドルト環とは?仕組みや由来と世界基準の真相について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

視力検査表に並ぶランドルト環は、単に見た目の感覚で小さくなっているわけではありません。JIS規格に基づき、それぞれの視力段階に応じた寸法がミリ単位以下で設計されています。5メートル検査時と、診察室の省スペース化に伴い導入が進む3メートル検査時における規格数値を比較データとしてまとめました。

測定視力5m検査:外径/隙間の幅3m検査:外径/隙間の幅分解可能な視角臨床上の評価・判断目安視力 0.1外径 75.0mm / 隙間 15.0mm外径 45.0mm / 隙間 9.0mm10分(10/60度)裸眼の場合、日常活動に大きな支障をきたす基準値視力 0.3外径 25.0mm / 隙間 5.0mm外径 15.0mm / 隙間 3.0mm約3.3分教室の後方から黒板の文字を視認するのが困難なレベル視力 0.7外径 10.7mm / 隙間 2.14mm外径 6.43mm / 隙間 1.29mm約1.43分普通自動車第一種運転免許の合格ボーダーライン(両眼)視力 1.0外径 7.5mm / 隙間 1.5mm外径 4.5mm / 隙間 0.9mm1分(1/60度)健康診断における正常値基準(眼鏡等の適正矯正目標)視力 1.5外径 5.0mm / 隙間 1.0mm外径 3.0mm / 隙間 0.6mm約0.67分極めて良好な視機能、航空機操縦士等で求められる水準視力 2.0外径 3.75mm / 隙間 0.75mm外径 2.25mm / 隙間 0.45mm0.5分(1/120度)一般的な視力表の上限値。肉眼の識別能力の限界に近い

検査室の広さに応じて3メートル用の視力表が用いられる場合でも、環全体の寸法と切れ目を「3/5(0.6倍)」に正確に縮小することで、網膜に投影される視角(1分)は5メートル検査と物理的に完全に一致するように作られています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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