平和主義とは何か?憲法9条の定義や積極的平和主義の課題を徹底解説

平和主義とは何か?憲法9条の定義や積極的平和主義の課題を徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。

平和をめぐる議論を整理する上で欠かせないのが、ノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトゥングが提唱した概念区分です。

ガルトゥングは、平和を以下の2つの側面に分類しました。

消極的平和(Negative Peace):戦争やテロ、武力衝突といった「直接的暴力」が存在しない状態。
積極的平和(Positive Peace):貧困、抑圧、差別、構造的不平等といった「構造的暴力」が存在せず、人間の尊厳が満たされている状態。

武力を放棄して戦争を起こさない・巻き込まれないという姿勢は消極的平和に分類されます。一方で、国際社会の安定に向けて開発援助(ODA)や人道支援、国連平和維持活動(PKO)などに主体的に関与していく姿勢は積極的平和へのアプローチです。

日本政府も近年「地球規模の課題に対処し、世界の平和と繁栄に寄与する」という意味で「積極的平和主義」を外交・防衛の基本方針に掲げていますが、これが防衛力強化の文脈で語られることも多く、言葉の使われ方を巡っては学術的・政治的な議論が続いています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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