防火ダンパーとは?命を守る仕組みや防煙との違い・点検基準を徹底解説
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防火ダンパーの設置は、単なる自主的な安全対策ではなく建築基準法および同施行令第112条によって厳格に義務付けられています。
法令では、耐火建築物や準耐火建築物において、面積区画、高層区画、異種用途区画などの防火区画を貫通するダクト部分には、原則として「特定防火設備」としての防火ダンパーを設置しなければならないと規定されています。壁や床自体の耐火性能がどれほど高くても、貫通部が無防備であれば区画の意味をなさないためです。
また、貫通部に設置される防火ダンパーには、火災時に1時間(または区画に応じた時間)の耐火性能を維持すること、ダクトと躯体の隙間をモルタルやロックウールなどの不燃材料で完全に充填することが求められます。さらに、設置場所の直近には点検口を設けることが義務化されており、日頃から内部の点検やヒューズの確認ができる空間を確保しなければなりません。