自爪を守るネイルシールの剥がし方!お湯とオイルで落とす最新手順
自爪を守るネイルシールの剥がし方!お湯とオイルで落とす最新手順の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
端が少し浮いてきたからといって、爪先でつまんで一気にペリッと引き剥がしていないでしょうか。セルフネイル愛好者の多くが一度はやってしまいがちなこの行為こそが、爪に不可逆的なダメージを与える元凶です。
人間の爪は一枚の硬い板のように見えますが、解剖学的には「背爪(トッププレート)」「中爪(ミドルプレート)」「腹爪(アンダープレート)」という3層のケラチン組織が重なり合って形成されています。最も外側にある背爪はわずか数層の薄い細胞でできており、外部の衝撃や乾燥から内部を保護するバリアの役割を果たしています。
ネイルシールの粘着剤は、数日から数週間にわたって水分や摩擦に耐えられるよう、強い粘着保持力を持つアクリル系粘着剤が採用されています。爪の油分を奪いながら強力に密着しているため、乾いた状態のまま物理的な力でシールを引き剥がすと、粘着剤と一緒に背爪の角質細胞までごっそり剥ぎ取られてしまうのです。オフした直後に爪の表面が白く粉を吹いたようになったり、段差ができてザラザラしたりするのは、爪の第一層が引きちぎられた明白な証拠です。
日本ネイリスト協会などの専門機関でも警鐘が鳴らされている通り、一度傷ついて薄くなった爪は自然に元の厚みへ戻ることはありません。根元の爪母(ネイルマトリクス)から新しい爪が伸びて生え変わるまでには、手の爪で約4〜6ヶ月を要します。薄くなった爪は外部からの刺激に弱く、日常生活のわずかな負荷で亀裂が入るだけでなく、水分保持機能が著しく低下して慢性的な二枚爪を招きます。手軽さを求めた結果、数ヶ月に及ぶ爪のトラブルに悩まされる事態は何としても避けなければなりません。