鍋の長ネギは切り方で激変!甘み引き出すプロの極意と失敗しない全技術
鍋の長ネギは切り方で激変!甘み引き出すプロの極意と失敗しない全技術の特集記事を解説します。役立つ情報が詰まっています。
長ネギを鍋で極上のトロトロ食感に仕上げ、かつ箸で持ち上げても崩れない完璧な状態を維持するためには、鍋用ネギの隠し包丁のコツを押さえることが不可欠です。
ぶつ切り(3〜4cm幅)にする場合、切ったネギの表面に、斜め45度の角度で深さ約3分の1(ネギの直径の30%程度)まで、2〜3mm間隔の細かな切り込みを入れます。そしてネギを180度ひっくり返し、裏面にも同様に斜めの切り込みを入れます。この「両面斜め隠し包丁」を施すことで、加熱時に発生する内部の水蒸気が切れ目から適度に逃げ、芯が飛び出す事故を完全に防止できます。同時に、出汁がネギの中心部まで急速に染み渡るルートが確保されるため、火通り時間が約40%短縮されます。
さらに、長ネギを鍋でトロトロにする方法としてプロが絶賛するのが、「事前の焼き付け」です。鍋の出汁に直接放り込む前に、フライパンやすき焼き鍋、魚焼きグリルを使い、油を引かずに強火でネギの表面にこんがりとした焦げ目をつけます。この工程により糖とアミノ酸がメイラード反応を起こし、香ばしいアロマ成分が生成されるだけでなく、ネギの表面組織が適度に焼き固められて鍋用ネギの煮崩れ防止にも劇的な効果を発揮します。外側は香ばしく形を保ち、中は完全に糖化してクリームのようにとろけ出す仕上がりは、このひと手間でしか生み出せません。