セキセイインコルチノーは短命って本当?寿命の真相と難しい雌雄の見分け方
セキセイインコルチノーは短命って本当?寿命の真相と難しい雌雄の見分け方の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
飼い主を最も悩ませるのが「オスメスの見分け方」です。生後2〜3ヶ月を迎えた頃、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトには「鼻の色がピンク色なのですが、うちのルチノーはオスでしょうか、メスでしょうか?」という写真付きの投稿が殺到します。通常のセキセイインコであれば、成鳥になるとオスのろう膜(鼻の穴の周囲)は鮮やかな青色に変化し、メスは白から茶褐色へと変化するため判別は容易です。
しかし、ルチノーを含むイノ系ではメラニン色素が欠乏している影響で、オスのろう膜が青色に変色する色素沈着が起きません。どれほど成熟しても、オスは幼鳥時のような「瑞々しいピンク色〜赤紫色」を生涯維持します。この例外的な特徴を知らないと、ペットショップで「鼻がピンクだからメス」と誤認して購入し、成長後にオス特有の求愛ダンスを始めて驚く事態に陥ります。
確実に見分けるための基準は以下の通りです。
【オスの特徴】
幼鳥期から成鳥期を通じて、ろう膜全体が一様で透明感のある「ピンク色」または「赤紫色・青紫色を帯びた肉色」を保ちます。鼻の穴の周囲に白抜けがなく、表面は常に滑らかでツヤがあります。
【メスの特徴】
幼鳥期はろう膜全体が不透明な白、あるいは薄い水色が混ざったような白を示します。最大の特徴は、鼻の穴のフチが白く抜けて見える点です。そして成鳥になり発情期(繁殖期)を迎えると、ホルモンバランスの変化によってろう膜がカサカサと角質化し、濃い茶褐色へ激変します。発情期が過ぎると再び白っぽい状態へ戻るサイクルを繰り返します。
また、行動面からのアプローチも極めて有効です。生後半年を過ぎたあたりから、オスはおもちゃや鏡に向かって激しく頭を上下に振る求愛ダンス(ボビング)を行い、嘴をコンコンと打ち付けたり、食べたエサを吐き戻すプレゼント行動を見せます。鳴き声のリズムも複雑で、人の言葉を熱心に真似ようとする傾向が強いのがオスの特徴です。対してメスは、紙を細長くちぎって背中に挿そうとしたり、ケージの隅で尾羽を持ち上げて背中を反らす「シャチホコポーズ(交尾受容姿勢)」をとることで判別が確定します。