爆音でも起きられないのは病気?朝起きられない原因と最新改善法
爆音でも起きられないのは病気?朝起きられない原因と最新改善法の真相について、専門知識を詳しくお届けします。
連日アラームに気づけない状態が続く場合、背後に特定の疾患が潜んでいる可能性を疑う必要があります。以下は、起床困難を引き起こす代表的な朝起きられない病気一覧と主な兆候です。
① 起立性調節障害(OD)
自律神経のバランスが崩れ、起床時に脳血流が低下する病気です。思春期に好発しますが成人での発症も増加しています。主な起立性調節障害の症状として、朝のひどい立ちくらみ、倦怠感、午前中の集中力低下、午後から夕方にかけて急激に元気になる日内変動が挙げられます。
② 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に何度も呼吸が止まり、血中酸素濃度が低下して脳が酸欠状態に陥る疾患です。十分な時間眠っても熟睡感が得られず、日中に強烈な眠気が生じます。睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック項目としては、激しいいびき、起床時の口の渇きや頭痛、夜間頻尿などが典型例です。
③ 概日リズム睡眠障害
体内時計の周期が24時間の社会生活サイクルと大きくズレてしまう疾患です。概日リズム睡眠障害の原因は、夜間のブルーライト照射や不規則な勤務体制、遺伝的要因など多岐にわたり、深夜3時〜4時を過ぎないと入眠できず、昼前まで目が覚めない「睡眠相後退症候群」が多く見られます。
④ 過眠症(ナルコレプシー・特発性過眠症)
夜間に十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず、日中に耐えがたい眠気に襲われる神経疾患です。専門医療機関での精密な過眠症やナルコレプシーの診断(終夜睡眠ポリグラフ検査や反復睡眠潜時検査)により、脳内覚醒維持物質オレキシンの異常などが特定されます。