オーブン唐揚げをカリカリにする極意!油なしでジューシーに仕上げる科学
今注目を集めている オーブン唐揚げをカリカリにする極意!油なしでジューシーに仕上げる科学について、多角的な視点をご紹介しています。
SNSや料理コミュニティ上で「オーブン唐揚げに挑戦したが失敗した」という投稿を精査すると、共通する3つの根本原因が浮かび上がってきます。
第一の失敗原因は「予熱不足のまま肉を投入している」点です。オーブンの予熱完了音が鳴った直後は、庫内の空気だけが温まり壁面や天板の蓄熱が不十分なケースが多々あります。予熱完了からさらに3〜5分待ってから肉を入れることで、庫内温度の急降下を防ぎ、衣の立ち上がりを劇的に改善できます。
第二の要因は「オイルスプレーの不使用」です。鶏皮が少ない部位(むね肉や皮なしもも肉)を使用する場合、肉自体の脂だけでは衣の粉っぽさを消しきれません。粉をまぶして並べた後、表面にサラダ油やごま油をオイルスプレーで軽くひと吹きするか、スプーンの背で極薄く油を塗るだけで、油で揚げた色味とサクサク感が完全再現されます。
最新の過熱水蒸気オーブンレンジ(日立ヘルシーシェフ、パナソニックビストロ、シャープヘルシオなど)に搭載されている「ノンフライ唐揚げ自動メニュー」を使用する場合も、皮面を上にして網に置く基本原則は同様です。機械の自動センサー任せにするだけでなく、肉のサイズを35g前後に均一化させることが焼きムラを防ぐ現場の知恵です。