腸骨とはどこの骨?骨盤との違いや腰痛・痛みの原因と予防法を徹底解明
腸骨とはどこの骨?骨盤との違いや腰痛・痛みの原因と予防法を徹底解明について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
腸骨の役割は、単に上半身の骨格を支えるだけに留まりません。内側はすり鉢状にくぼんだ受け皿(腸骨窩)になっており、小腸や大腸、膀胱、女性であれば子宮などの重要な臓器を下からハンモックのように保護しています。
動作の面で極めて深い関わりを持つのが、腸骨の内側にびっしりと張り付く深層筋「腸骨筋(ちょうこつきん)」です。この腸骨筋は、背骨(腰椎)から伸びる大腰筋と合流して「腸腰筋(ちょうようきん)」となり、太ももの骨(大腿骨)の内側へとつながっています。
太ももを前方に引き上げる(股関節を屈曲させる)動きや、骨盤を前方に引き起こして綺麗な立ち姿をキープする働きは、腸骨筋が正常にしなやかさを保っているからこそ成り立ちます。走る・階段を上がる・立ち姿勢を保つといった基本動作のすべてが、腸骨とそこから生じるインナーマッスルによってコントロールされています。