薬の飲み合わせで命の危機?絶対に避けたい危険な併用と最新チェック法
薬の飲み合わせで命の危機?絶対に避けたい危険な併用と最新チェック法についての真相をご紹介します。
日常で最も発生しやすい危険な組み合わせが、解熱鎮痛剤と総合風邪薬の重複服用です。市販の総合風邪薬には、すでにアセトアミノフェンやイブプロフェンといった鎮痛成分が規定の上限近くまで配合されているケースがほとんどです。
風邪薬を飲んだ上で、頭痛が治まらないからとロキソプロフェンナトリウム(ロキソニンなど)やイブプロフェン製剤を重ねて飲むと、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の過剰摂取状態に陥ります。その結果、以下のような重大なリスクが生じます。
- 消化性潰瘍・消化管出血:胃の粘膜を守るプロスタグランジンの生成が過度に抑えられ、激しい胃痛や吐血、下血を招く。
- 腎機能の急激な低下:腎血流量が著しく低下し、浮腫(むくみ)や高血圧、急性腎不全を誘発する。
- アスピリン喘息の発作:特定の体質を持つ人がNSAIDsを重ねて摂取することで、呼吸困難を伴う重篤な発作を起こす。
「市販の風邪薬+処方の痛み止め」の併用は、自己判断で行ってはならない併用禁忌・併用注意の代表格です。