ベジータ作画崩壊はなぜ起きた?該当話数と東映制作の真相
ベジータ作画崩壊はなぜ起きた?該当話数と東映制作の真相について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
『ドラゴンボール』シリーズの作画の歴史を語る上で欠かせないのが、アニメ作画監督の違いによる強烈なビジュアル変化です。1990年代の『ドラゴンボールZ』は、複数の下請けスタジオがローテーションで各話を担当するシステムを採用していました。
ファンから「神作画」と崇められた山室直儀氏、前田実氏、志田直俊氏らが手がける回では、筋肉の陰影や鋭い眼光が緻密に描き込まれ、圧倒的な迫力を誇りました。その一方で、スタジオ・ライブやラストハウスを率いた内山正幸氏の担当回は、以下のような独特の特徴を持っていました。
- 全体的に丸みを帯びた輪郭と目元:サイヤ人特有の鋭角的なエッジが抜け、デフォルメ調の柔らかいタッチになる。
- 陰影処理の極端な簡略化:ハイライトや二重影が減り、フラットな仕上がりになる。
- 驚異的な納品スピード:作画枚数を抑え、限られた制作費と時間の中で毎週の放送スケジュールを絶対に落とさない防衛ラインを死守していた。
内山氏のスタイルは当時からファンの間で好みが分かれましたが、過密を極めたテレビシリーズを支え続けた功績はアニメ史的にも極めて大きなものでした。