なぜおにぎり屋に行列?空前ブームの裏側と人気ランキング徹底解剖
なぜおにぎり屋に行列?空前ブームの裏側と人気ランキング徹底解剖とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
現在のおにぎり専門店の隆盛を語る上で、東京・大塚に本店を構える「おにぎり ぼんご」の存在を避けて通ることはできません。創業1960年の老舗でありながら、連日2〜3時間待ちの行列を作り続ける同店は、現代のプレミアムおにぎりの「設計思想」そのものを生み出しました。
現場取材で見えてくるぼんご流の神髄は、米を押し固めるのではなく「わずか2〜3回、手のひらで形を整えるだけで海苔に包む」という職人技にあります。口に入れた瞬間に米粒がパラリとほどけ、炊きたてのご飯の甘みと具材の旨味が一体化する食感は、従来の家庭用おにぎりとは完全に別次元の料理です。
現在、都内を中心に話題を呼んでいる「山太郎」(雑司が谷)や「ぼんたぼんた」など、多くの新世代店がこのぼんごのDNAを継承・昇華させています。さらに、ミシュランガイドのビブグルマンに選出された浅草の最古参店「おにぎり浅草宿六」のような、江戸前寿司にも通じる洗練された立ち姿のおにぎりを提供する名店も存在感を放ち、東京は世界最高峰の「おにぎり激戦区」として成熟を極めています。