今の世界人口は何億人?インド独走と国連が明かした衝撃の転換点

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各国の統計機関やリアルタイム集計プラットフォームとして知られる「Worldometer」、そしてオックスフォード大学を拠点とする「Our World in Data」の最新データを俯瞰すると、地球上の総人口はすでに81億6,000万人規模に達している。1秒に約4.3人が生まれ、約2.0人が亡くなる計算だ。差し引きで年間約7,000万人強、つまりフランスの総人口に匹敵する生命が毎年新たに地球上へ加わっている。

しかし、この増大のペースは確実にブレーキがかかり始めている。国連経済社会局(UNDESA)が取りまとめる基幹レポート『世界人口推計(World Population Prospects)』の最新版を読み解くと、年間人口増加率は1960年代初頭のピークだった年2.1%から、現在は0.8%台まで急激に落ち込んでいる。数だけを見れば増え続けているように映るが、アクセルを踏み込みながらもエンジンブレーキが強く作動している状態に近い。

国連人口基金(UNFPA)の現地報告を見渡しても、女性1人が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率(TFR)」の世界平均は、人口維持に必要な水準である2.1の境界線に急速に迫っている。かつて信じられていた「地球全体が人で埋め尽くされる」というシナリオは、データ上すでに崩壊しているのだ。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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