東京湾のゴミ島が緑のオアシスに!海の森公園が明かす全貌と真相

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時計の針を半世紀ほど巻き戻すと、この場所は1200万トンものゴミが積み上げられた「夢の島」の先にある最終処分場だった。1973年から1987年にかけて搬入された生ゴミや産業廃棄物の層は、最大で約30メートル。発酵熱によって内部温度は70度近くに達し、メタンガスが絶え間なく噴出する不毛の地だった。

それを救ったのが、都市の循環を取り戻す革新的なアプローチだ。街路樹の剪定枝や浄水場で発生する脱水汚泥を堆肥化し、厚さわずか1.5メートルのリサイクル土壌としてゴミの山の上に敷き詰めた。表層の限られた土壌で根を張らせるため、植生には潮風に耐えうるタブノキやエノキ、オオシマザクラなどの自生種を選定。自然の循環サイクルをゼロから人工島の上に構築するという、世界でも類を見ない挑戦が結実したのだ。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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