ローマ数字Ivの意味と時計の文字盤がIiiiになる驚きの真相
ローマ数字Ivの意味と時計の文字盤がIiiiになる驚きの真相を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。
ネット上のQ&AサイトやSNSでは「IIIIは教養のない職人が間違えて作った誤表記である」という言説が散見されますが、これは歴史的事実と完全に反しています。
実際の古代ローマ時代においては、むしろ加算法による「IIII」の方が原初的かつ主流の表記でした。現存するローマ市内のコロッセオ(Colosseum)の入場ゲート番号を見ても、44番ゲートには「XLIIII」と刻まれており、「XLIV」とは書かれていません。
減算法(IVやIX)が厳格なルールとして西欧社会全体に定着したのは、中世後期から活版印刷技術が普及したルネサンス期以降のことです。文字数を減らして活字のコストを削る必要があった印刷出版界が「IV」を標準化したのであり、時計職人たちが「IIII」を守り続けたのは、手抜かりではなく古代ローマの厳正な原初様式を継承した結果なのです。