可愛すぎて噛みつきたい衝動の正体!脳が仕掛ける感情制御の罠

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では、実際に頭の中では何が起きているのか。その真相を最新の機器で突き止めたのが、カリフォルニア大学リバーサイド校の認知神経科学研究チームだ。研究者らは被験者の頭皮に電極を取り付け、可愛い画像を見た際の脳波(事象関連電位)をリアルタイムで測定した。

解析の結果、キュート・アグレッションを感じている瞬間、脳内では「感情処理系」と「ドーパミン報酬系」の2大ネットワークが同時に猛烈な発火を起こしていることが判明した。ドーパミン報酬系は、快感やモチベーションを生み出す快楽の中枢だ。そこへ圧倒的な感情の波が雪崩れ込むことで、脳は一時的なキャパシティオーバー(機能不全)の危機に瀕する。

ここで登場するのが「二相性感情(バイモーダル・エクスプレッション)」と呼ばれる高度な調整弁だ。嬉しすぎて涙が出る「嬉し泣き」や、過度の緊張で思わず笑ってしまう現象と同じように、脳はポジティブ感情が暴走してフリーズするのを防ぐため、真逆の「攻撃性(アグレッション)」をあえて投入する。つまり、破壊衝動は脳を平常運転に戻すための冷却ファンであり、感情の安全ブレーカーなのだ。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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