コストコエグゼクティブ会員は元取れる?年会費の損益分岐点と損得の真実

コストコエグゼクティブ会員は元取れる?年会費の損益分岐点と損得の真実とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

コストコのレジカウンター周辺では、日夜スタッフによる熱心なエグゼクティブ会員への勧誘が繰り広げられています。現場を取材すると、レジ端末には過去の年間購入履歴が瞬時に表示されるシステムになっており、スタッフは「年間購入額が一定ラインを超えている通常会員」を画面上で判別したうえで声をかけている実態が浮かび上がります。

「お客様、昨年の購入実績ですと、黒いカードにされたほうが確実にお得でしたよ」というセールストークは、根拠のない営業ではなく、購買履歴に基づいた提案であることが大半です。SNSやネットコミュニティに寄せられているリアルな利用者の声を分類・精査してみます。

高評価をつけるヘビーユーザーの証言

「4人家族で月2回通い、年間約40万円を消費。毎年2月に8,000円以上のリワードが自動付与され、年会費の支払いはほぼ気にならなくなった。さらに年数回届くエグゼクティブ限定クーポンで、普段使っている洗剤や牛肉が通常セールよりさらに安く買えるのが大きい」(30代女性・主婦)

「会社の備品や飲料水をコストコでまとめ買いしているため、年間利用額は100万円超。上限の10万円に近いリワードが毎年戻ってくるため、エグゼクティブ以外の選択肢は考えられない」(40代自営業男性)

後悔や不満を訴えるライト層の証言

「レジで勢いに押されてアップグレードしたが、冷静に家計簿を見たら半年で3回しか行っておらず、月換算で1万円も使っていなかった。結局リワードは2,000円程度しか貯まらず、完全に年会費負けした」(20代共働き女性)

「レジが混雑しているピーク時に長々とアップグレードの説明をされ、後ろの視線が気まずくて思わず契約してしまった。解約できるとはいえ、サービスカウンターに並ぶ手間が非常にストレス」(50代女性)

満足度の分かれ目は明確です。「コストコを主たる生活インフラとして活用し、月2万円以上を安定して決済しているか」という1点に尽きます。レジャー感覚で数カ月に一度訪れる程度の利用頻度であれば、上位会員のメリットを享受することは構造的に不可能です。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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