パキラのねじり方は自作可能?枯れる失敗の理由と正しい編み込み術
パキラのねじり方は自作可能?枯れる失敗の理由と正しい編み込み術の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。
実際に編み込みを行う場合、事前準備と作業の力加減が仕上がりのすべてを左右します。パキラの幹をねじる最適な時期は、植物の細胞分裂が最も活発で、樹皮に弾力があり、万が一傷がついてもカルス(修復組織)の形成が早い5月中旬から7月上旬の初夏に限定されます。気温が20℃を下回る秋・冬の作業は厳禁です。
以下は、園芸専門家が推奨するパキラ編み込み自作手順のスタンダードです。
- 水切りによる柔軟性の確保(作業2〜3日前):作業直前に水を与えると、細胞内浸透圧が高くなり幹がパンパンに張って折れやすくなります。作業の2〜3日前から潅水を控え、幹がわずかにしなる状態を作ります。
- 同一鉢への集合植え:生育度合い・幹の太さがほぼ均等な実生幼苗3本(初心者は3本編みを強く推奨)を、鉢の中央に株間2〜3cmの間隔で三角形に寄せ植えします。
- 下葉の事前剪定:編み込む予定の高さ(下から15〜20cm程度)についている葉柄を、清潔な園芸用ハサミで元から切り落とします。成長点付近の頂芽は絶対に切らずに残してください。
- テンションをかけない三つ編み:髪の毛の三つ編みのように交差させていきますが、決して強く引き絞ってはいけません。指が1本入る程度の緩やかなカーブを描きながら編み上げます。
- 被覆付き針金による仮固定:交差の最上部を、アルミ製またはビニール被覆された園芸用針金で八の字を描くように固定します。
ここで極めて重要なのがパキラねじり方と針金固定のコツです。針金を幹に直に固く巻きつけると、数週間で幹に食い込んで樹液の流動を阻害します。必ず幹と針金の間に「厚紙や麻布の切れ端」を噛ませるか、緩めのスパイラル状にして遊びを残すことが鉄則です。固定後、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりを行い、直射日光の当たらない明るい日陰で10日間ほど静養させます。