アルトリコーダー指使い表完全版!高音サミングのコツと運指の罠
アルトリコーダー指使い表完全版!高音サミングのコツと運指の罠を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
小学校で慣れ親しんだソプラノリコーダーから、中学校音楽で導入されるアルトリコーダーへと移行した際、誰もが最初に混乱するのが「運指と発音のズレ」です。ソプラノリコーダーは全ての指孔を塞ぐと「ド(C)」が鳴るC管ですが、アルトリコーダーは全ての指孔を塞ぐと「ファ(F)」が鳴るF管です。
この管の長さと基本調の違いを理解していないと、頭の中で大きな混乱が生じます。アルトリコーダーで「ド」の音を出すためには、ソプラノリコーダーでいう「ソ」の指使い(左手の親指・人差し指・中指・薬指を塞ぐ状態)をしなければなりません。譜面の音符をそのままソプラノの指使いで吹いてしまうと、楽曲全体が4度ズレてしまい、アンサンブルが完全に崩壊してしまいます。
また、アルトリコーダーはソプラノに比べて全長が約1.5倍長く、指孔の間隔も広くなっています。手の小さい生徒や大人の初心者は、右手の薬指や小指が指孔の縁に届かず、無意識のうちにわずかな隙間を作ってしまいがちです。これが「指を置いているのに音がスカスカする」「低音がどうしても鳴らない」という現象の正体です。まずは指先ではなく「指の腹の柔らかい部分」を平らに当て、吸盤のように吸い付かせるフォームを体に覚え込ませる必要があります。