病院のコードブルー院内放送とは?意味と色別コードの真相を徹底解説
病院のコードブルー院内放送とは?意味と色別コードの真相を徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
大ヒットした連続ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の影響により、「コードブルー=ドクターヘリが出動する合図」と解釈している一般層が少なからず存在します。しかし、これは明確な誤解です。
実際の医療体制において、ドクターヘリの出動要請は各自治体の消防本部(119番通信指令室)から基地病院の運航管理室へ直接ホットラインで行われます。院内放送で全館に向けて「コードブルー」と流す必要はなく、ドクターヘリのフライトドクター・フライトナースに対しては専用PHSや無線を通じて個別指令が下されます。
また、医療現場で頻繁に使われる類似用語に「スタットコール(Stat Call)」があります。「Stat」とはラテン語の「statim(直ちに・即座に)」を語源とする医療用語で、状況を問わず「緊急事態だから誰でもいいから今すぐ来てほしい」という広範な緊急招集を指します。具体的には、患者の暴れによる点滴抜去の危機や、処置中の急激な血圧低下など、必ずしも心停止に至っていない段階での応援要請も含みます。これに対し、コードブルーは「蘇生が必要な心肺停止・意識消失」に特化した最上位の生命救急コールであるという点で運用の厳格さが異なります。