フォークの持ち方で育ちはバレる?Ng例と大人の洋食マナー完全解説

フォークの持ち方で育ちはバレる?Ng例と大人の洋食マナー完全解説について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。

日本のテーブルマナーにおいて、長年都市伝説のように語り継がれてきた誤解が2つ存在します。それが「ライスの背乗せ」と「パスタをスプーンで巻く行為」です。

「ライスをフォークの背に乗せる」は時代遅れのガラパゴスマナー

昭和の洋食ブームの頃、「ライスはフォークの背に乗せて食べるのが英国流の正式なマナーである」と教えられた世代は少なくありません。しかし、本場イギリスの伝統的な作法においてフォークの背に乗せるのは「ナイフで固められるポテトや豆類」であり、ポロポロと崩れやすい米粒をわざわざ丸い背に乗せて落とさないようバランスを取るのは、現地でも奇妙な光景と映ります。

フランス料理マナーフォークの観点からも、平皿に乗せられたライスは、フォークの腹(すくう側)を使って軽くすくい上げるのが自然です。ソースが絡んでいる場合も、ナイフを使ってフォークの腹に軽く寄せてから口へ運ぶのが、こぼさず美しく食べるための世界共通のスマートな解法です。

パスタのフォーク巻き方|スプーン併用は本場イタリアでは子供の所作?

日本のレストランでは、スパゲッティを注文するとフォークと共にスプーンが提供される光景が一般的です。スプーンの窪みをストッパーにしてパスタをフォークで巻き取るスタイルは広く普及していますが、本場イタリアの食事マナーにおいて、成人がスプーンを使ってパスタを食べるのは「幼児の食べ方」とみなされます。

正式な巻き方は極めてシンプルです。皿の余白スペース、または手前のスペースを使い、フォークの先で3〜4本の麺だけをすくい取り、皿の底に当てて時計回りに回転させることです。大量の麺を一度に絡め取ろうとすると巨大なボール状になり、一口で口に収まらず、途中で噛み切るという最も見苦しい動作につながります。少量だけを美しくコンパクトに巻き取るテクニックこそ、大人の所作といえます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest