夫婦が紡ぐ音の軌跡と新章、名曲秘話から今後のライブ構想まで

夫婦が紡ぐ音の軌跡と新章、名曲秘話から今後のライブ構想までに関する注目トピックをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

1984年にリリースされたアルバム『VARIETY』の収録曲「プラスティック・ラヴ」は、いまや世界中のリスナーを虜にするシティ・ポップの金字塔となった。しかし、その誕生の背景には、山下達郎による緻密極まるアレンジメントと、竹内まりやのソングライティングにおける鋭い直観のぶつかり合いがあった。

当時、休業期間を経て全曲自作での復帰を目指していたまりやに対し、達郎は徹底したプロデューサー目線で対峙した。ファンクやソウルのエッセンスを絶妙にブレンドしたベースライン、タイトに刻まれるカッティングギター、そして憂いを帯びたボーカル。職人と称される達郎のストイックなトラックメイキングが、まりやの描く都会的な孤独と見事に融合した瞬間である。一方、達郎自身の代表作「クリスマス・イブ」で聴かれる緻密な多重録音コーラスワークと同様、彼らの楽曲には何十年経っても色褪せない音響的強度が宿っている。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest