ペンギンの肉はどんな味?魚と獣が混ざる噂の真相と歴史的規制
ペンギンの肉はどんな味?魚と獣が混ざる噂の真相と歴史的規制の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
20世紀初頭の「南極探検の英雄時代」、ロアルド・アムンセン、ロバート・スコット、アーネスト・シャックルトンといった探検家たちは、いずれも越冬時の主要なタンパク源としてペンギンを捕獲・消費しました。シャックルトンの帝国南極横断探検隊では、船が氷に押し潰されて漂流する極限状態の中、アデリーペンギンやコウテイペンギンの肉が隊員の命を救いました。
日本隊も例外ではありません。1910年から1912年にかけて日本人として初めて南極探検に挑んだ白瀬矗(しらせのぶ)中尉の探検日記にも、ペンギンに関する克明な記録が残されています。
隊員たちは氷原に姿を現したペンギンを捕らえ、鍋料理や焼き肉にして食しました。手記には「肉は黒く、やや筋張っており、魚油の臭気がある」といった率直な感想とともに、保存食の単調さに疲弊していた隊員たちにとって貴重な新鮮肉として重宝された様子が記されています。